2012-01-26 16:10:53
有限会社冨岡商店
1975年に秋田県仙北市角館町で創業し、桜皮細工(樺細工)の製造販売をはじめ絵画、骨董品、美術工芸品の販売なども手がける会社です。
有限会社冨岡商店は国指定伝統的工芸品である桜皮細工(樺細工)の製造元として、世界に類を見ない一属一種ともいうべきクラフトの価値を国内は元より広く世界に発信し、「一生に一つ」使い続ける豊かさを通じて、人々の潤いある生活に貢献できる企業を目指しています。

桜皮細工(樺細工)について
桜皮細工の歴史は古く、正倉院御物にもみられ、また万葉集や源氏物語でも賛美されています。歴史を重ね、1976年には秋田県で初の伝統工芸品に指定されました。
防湿・防乾に優れ、見た目の美しさのみならず実用性も備えています。最良の保存方法は、しまい込まず日常に使用すること。使いこむほどに光沢が増してきます。
秋田県角館の「かばざいく」は、『樺細工』または『桜皮細工』と書きます。旧来からは「樺細工」という表記が使われていましたが、「白樺」を使った製品との誤解を招きやすいため、「桜皮細工」との表記も使用するようになっています。
桜皮細工の製造工程
桜皮細工は、その技術・工法が大きく4つにわけられます。

  1. 型もの(仕込みもの)
    茶筒・印籠・胴乱・コーヒーサーバーなど
  2. 木地もの
    硯箱、文庫、飾り棚、茶櫃など
  3. たたみもの
    ブローチ、カフス、タイピンなどの装身具、印籠、胴乱の根付、尾締め
  4. 文様付け
    茶筒、茶櫃などの他の製品への文様付け、色紙掛けなどへの文様付け

角館の桜皮細工は、江戸時代の中期天明年間(1781~88年)に、角館を拝領していた佐竹北家家臣団の一人、「藤村彦六定継」によって創始されたと伝わっています。それから長いときを経て、物資不足の終戦直後をピークとして、一時期角館の「樺細工(桜皮細工)」は大きく衰退しました。
ですが1965年頃に至り再びブームを迎え、1976年に秋田県では最初の、国の「伝統的工芸品」に指定され、今日に至っております。
樺細工(桜皮細工)は「一属一種」の、世界に類例を見ない工芸品として、また、自然素材の美しさ、温かさが愛され、国際的に評価されています。

震災当時は曲げわっぱのお弁当箱を持ち込んでの支援を実施

≪有限会社富岡商店様からのコメント≫
秋田県は太平洋側の地域に比べ東日本大震災の被害はあまりありませんでしたが、震災直後は燃料の確保などが難しく生活面では大変でした。
店舗には大きな被害がなく震災の次の日には営業再開ができましたが、震災の影響でイベントや祝い事の中止から商品のキャンセルが相次ぎ売り上げにも影響しました。

被害の大きかった地域に義援金や、曲げわっぱのお弁当箱を持ち込み使ってもらいました 。頑張ってくださいとしか言えませんが、同じ東北なので応援していきたいです。

秋田県は、震災の影響はほとんどなかったのですが、いつ・どんなことが起こるのかわかりません。皆様もいつ・どうなるかわかりませんので、常に危機感もって、生活してほしいと改めて実感しています。

 

≪カワグチ企画より≫
お忙しい中コメントを寄せていただきありがとうございました。

カワグチ企画 スタッフ一同

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